当日即日の胃内視鏡検査

当日即日の胃内視鏡検査 GASTROSCOPE

胃内視鏡を即日で受ける条件

当日即日胃内視鏡

当院の胃内視鏡検査は、完全予約制ですが、医師の判断により、以下の条件が整っていれば、即日検査を受けていただけることもあります。詳しくはご来院前にお問い合わせください。

検査前日:お食事は夜9時まで

検査では胃の中をきれいに整えておく必要があるため、検査前日の夕食は夜9時までにはお済ませください。検査前日の夕食は、脂分の多いものや食物繊維を多く含む野菜類や海藻類、果物類は控え、お粥や素うどんなど低タンパク、低脂肪のものを選択するようにしましょう。

検査当日:何も食べずにお越しください

検査当日の食事はお控えください。ただし、水分補給は検査2時間前までは可能です。その際には、水や薄めのお茶を飲むようにしてください。

普段から服用中の薬がある場合は、ほとんどの場合は服用を中断する必要はありませんが、中には検査当日の服用を中断していただくものもあります。特に糖尿病治療薬(インスリン含む)や抗血栓薬を服用中の方は、ご来院の前にあらかじめお知らせください。お薬手帳をお持ちの場合には、検査当日にご持参ください。

胃内視鏡検査にかかる目安時間

胃内視鏡検査自体は5〜10分程度で終了しますが、事前準備の時間や結果診察の時間等も含めると、検査当日のトータルの所要時間は11.5時間程度となります。

また、検査で鎮静剤を使用した場合には、検査後に薬の効果が完全に切れるまで院内にて30分〜1時間程度お休みいただく必要があるため、トータルの所要時間も多少長くなります。

以下の表は、胃内視鏡検査当日の主な流れと所要時間です。ただし、当日の混雑状況によって多少お時間は前後いたしますので、あらかじめご了承ください。

受付~診察 15分程度
問診~採血~前処置 5~10分程度
胃内視鏡検査 10分程度
休憩 30分~1時間程度
結果の説明~会計 20分程度
合計 1.5時間~2時間程度

胃内視鏡検査の流れ

胃内視鏡検査を初めて受ける患者様の中には、当日の検査の流れが分からずに不安感をお持ちの方もいらっしゃいます。
以下は胃内視鏡検査当日の詳細になりますので、ぜひ事前にご確認ください。

受付~診察

受付~診察まず受付していただいたのち、医師による診察を行います。診察では問診票をもとに、主に以下の項目について確認します。
なお、検査前日までに事前診察を済ませている場合には、当日の診察は不要となります。

  • 胃内視鏡検査の受診可否
  • 生検(粘膜組織を採取し、検査すること)の可否
  • 静脈麻酔の使用可否
  • 胃内視鏡検査の説明
  • 同意書の作成

問診~採血~前処置

問診~採血~前処置診察が終わりましたら、前処置室に移動していただき以下の処置を行います。
前処置は通常であれば約15分程度で終了します。

  • 問診の最終確認
  • のどの麻酔
  • 採血
  • 泡消しのお薬の服用
  • 静脈麻酔の血管ルートの確保

胃内視鏡検査~休憩

胃内視鏡検査~休憩内視鏡検査室に移動し、検査台の上で横になっていただきます。鎮静剤を使用する場合には、酸素飽和度測定器や血圧計を身体に付けたのち、血管から鎮静剤を投与します。薬の効果が現れ始めると、ウトウトと眠っているようなリラックスした状態となるので、内視鏡スコープ挿入時の苦痛や違和感を軽減できます。その後、内視鏡スコープによって食道→胃・十二指腸の状態を直接観察します。

検査結果の説明~会計

検査結果の説明~会計検査で鎮静剤を使用しなかった場合には、検査後はそのまま担当医が検査結果の説明を行い、会計をしていただいたのちにご帰宅となります。鎮静剤を使用した場合は、検査後は薬の効果が切れるまで、院内のリカバリールームで30分〜1時間程度お休みいただく必要があります。薬の効果が切れたことが確認されたら、担当医が検査結果の説明を行い、会計をしていただいたのちにご帰宅となります。

検査結果に問題がなければ検査終了となりますが、以下の場合は後日再受診が必要になります。

  • 組織採取(生検)をした場合
  • お薬を処方した場合

胃内視鏡検査の待機時間を
短縮する方法

胃内視鏡検査の所要時間はトータルで2時間程度となりますが、検査そのものは10分程度で終了するため、その他の時間を短縮することで、トータルの所要時間も短く済みます。

お仕事等でなるべく所要時間を短縮したい場合には、以下を参考にしてみてください。

検査前日までに医師の診察を済ませる

即日胃内視鏡検査をご希望の際には、検査前日までに医師の診察を済ませておくと、検査当日は受付後すぐに前処理室へのご案内となりますので、待機時間が短くて済みます。

診察時には問診票の記入や採血を行います。また、普段から服用中の薬がある場合はご持参ください(お薬手帳をお持ちの場合はご持参ください)。検査当日も服用して良いかどうか、医師が判断いたします。

鎮静剤の有無で当日の所要時間が変わる

検査で鎮静剤を使用した場合には、検査後に薬の効果が切れるまで院内のリカバリールームでお休みいただく必要があります。リカバリールームでの休憩時間は30分〜1時間程度となります。
検査で鎮静剤を使用しなければ、検査後は検査結果の説明ののちすぐにご帰宅できます。ただし、鎮静剤を使用しない場合には、内視鏡スコープを口から挿入した際に嘔吐反射を起こす恐れがあるため、どちらの検査を選択されるかは、事前に医師と相談の上、ご検討ください。

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この記事の執筆者

院長 小森 真人(Masato Komori)

院長 小森 真人Masato Komori

経歴

平成 7年 大阪大学医学部 卒業
平成 7年 大阪大学医学部附属病院
平成 8年 大阪警察病院 内科
(消化器内科)
平成10年 国立大阪病院 消化器科
平成12年 大阪大学大学院(博士課程) 入学
平成16年 大阪大学医学部附属病院 
消化器内科
平成16年 関西労災病院 内科
(消化器内科)
平成22年 大阪労災病院 消化器内科副部長、内視鏡室長
平成25年 同 内視鏡内科部長、
内視鏡室長
平成29年 兵庫県立西宮病院 内科部長、消化器内科部長、
内視鏡内科部長(科長)
平成30年 同 内科部長、消化器内科部長、内視鏡内科部長(科長)、
内視鏡センター長
令和 6年 大阪内視鏡クリニック院長
昭和大学横浜市北部病院 
消化器センター兼任講師

資格

  • 医学博士
  • 日本内科学会:認定医、近畿支部評議員
  • 日本消化器病学会:
    専門医・指導医、近畿支部評議員、学会評議員
  • 日本消化器内視鏡学会:
    専門医・指導医、近畿支部評議員、学術評議員
  • 日本肝臓学会:
    専門医・指導医、西部会評議員
  • 日本消化管学会:
    専門医・指導医、学会代議員
  • 日本カプセル内視鏡学会:
    認定医・指導医、学会代議員
  • 日本ヘリコバクター学会:認定医
  • 日本がん治療認定医機構:がん治療認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • ICD
  • 難病指定医

受賞歴

平成16年 Cytoprotection研究会
奨励賞授賞
平成18年 日本消化器病学会奨励賞授賞

米国ベストドクターズ社から医師同士の評価によって選ばれる

「The Best Doctors in Japan 2024-2025」に
当院院長の小森真人が選出されました。

The Best Doctors in Japan 2024-2025